最近ジェネリック医薬品という言葉をしばしば耳にするようになりましたが、これは一体どういうものだろうと思っている方も少なくないのではありませんか。

ジェネリック医薬品とは、先発医薬品いわゆる新薬と同じ成分かつ効き目があるけれども安価な薬を指します。

新薬の研究・開発には数百億円といわれる多大なる費用と数年間の長きに亘る期間が必要となります。

しかし、このような開発費と年月を掛けたいかなる画期的な発明である医薬品であっても、発売からおよそ6年または特定期間を経過すると特許が切れてしまいます。

すると有効成分や製法などは他の医薬品製造業者との共有財産となり、他の制約会社でもその医薬品を製造できることになるのです。

こうして作られる医薬品がジェネリック医薬品であり、研究・開発費や年月が掛からないために同じ成分で効果のある薬でも安価で製造・販売ができるというわけです。

薬の名前は先発薬の商品名が馴染み深いのですが、それと同じ有効成分であることを表す「有効成分名」の一般名を示すからジェネリック医薬品と呼ばれます。

たとえば、「ガスター」は胃潰瘍の薬として知られています。

ガスターの一般名は「ファモチジン」で、「ガスター」は先発薬の商品名なので、ジェネリック医薬品としては「ガスポート」「ガスメット」「ガモファー」などの商品名のものがいくつか挙げられます。

一般名が同じ薬なら商品名は違っても有効成分は同じなので、こだわらないのであれば安い方を買ったほうがお得でしょう。

アメリカやイギリスなど、海外では医者が処方する薬の約半数はジェネリック医薬品が占めるほどです。